多摩センター健康セミナー vol.40

 「糖尿病と眼の病気〜意外と知らない糖尿病と眼の病気〜」
を開催しました


2013年5月掲載
平成21年度より多摩センター地区連絡協議会で概ね月1回開催している「多摩センター健康セミナー」。第40回が5/22(水)に実施されました。

◆日 時 平成25年5月22日(水) 13:30〜15:00
◆会 場 ココリアホール
◆実施内容 多摩市医師会の活動紹介
  藤井 仁美 医師
   (多摩市医師会糖尿病対策委員会委員長/多摩センタークリニックみらい院長)
セミナー及び質疑応答
  黒石川 誠 医師 (多摩なのはな眼科クリニック院長)
◆参加者 124名(スタッフを含む)
◆主 催 多摩センター地区連絡協議会
◆後 援 多摩市、多摩市医師会

 
 開場前から6階で待つ方が多く、開始時刻までに会場はほぼ満席となりました。来場者の多くは中高年の男女でした。
 まず、藤井医師から多摩市医師会での「糖尿病予防に対する活動」と「糖尿病災害時サバイバルマニュアル」についての紹介がありました。
 続いて、黒石川医師より「糖尿病とはどんな病気か」という一般的な定義の説明がされた後、眼科から見た糖尿病について、各々の病名と症状、治療法などについて順次、詳しく解説されました。糖尿病に関わる眼の病気には、糖尿病網膜症、糖尿病黄斑症、屈折異常ほか様々なものがあり、もっとも多い網膜症については、初期段階では血糖値の管理で治癒しますが、段階が上がると、内服、レーザー、眼球注射、外科手術などを行う必要も生じてきます。糖尿病の罹患期間と網膜症発生のリスクに関しては、罹患歴15年で、軽度〜末期まで含めると約50%の人が網膜症を発症します。
 後半の質疑応答では、「ヘモグロビンHTGをどのくらいに保てば網膜症が予防できるか」「屈折異常は眼鏡で矯正できるか」などの質問が寄せられ、黒石川医師が簡潔に回答していかれました。




※ 多摩テレビ放映予定日 6/2〜7/6 111・112chにて(※諸事情により変更される場合があります。)




運営:多摩センター地区連絡協議会